野球選手・美馬学選手の奥さんで歌手・女優の美馬アンナさん。
「深イイ話」にゲスト出演したり、結婚・出産後も活躍しています。
そんな美馬アンナさんのお子さんは先天性欠損症という障害を持っているそうです。
美馬さんはSNSでも隠すことなく、お子さんの成長を発信されています。
美馬さんを通してこの病気を知ったという人も多いかもしれませんね。
今日は
美馬アンナの子供の持つ・先天性欠損症とは?
先天性欠損症は生まれる前にわかるの?
先天性欠損症はどんな治療をする?
についてまとめてみました。
この記事が少しでもこの病気の理解につながればいいなと思います。
美馬アンナの子供の持つ障害・先天性欠損症とは?
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美馬アンナさんと美馬学選手の長男(通称・ミニっち)の障害は生まれつき右手首の先がない右手首欠損症という形成不全です。
このような生まれつき体の一部がない状態で生まれてくる障害を先天性欠損症といいます。
これは、お腹の中にいるときにその箇所の成長が止まってしまった状態で生まれることによります。
先天性欠損症は、主に2つのタイプに分けられ、1つは身体の一部の形状に問題がある構造障害と、もう1つは身体の働きに問題がある機能障害です。
美馬さんのお子さんの場合は1つ目の構造障害になります。
構造障害がある場合、機能障害も併せ持つことも多いようですが、美馬さんのお子さんは幸いにも手の構造障害だけだったそうです。
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先天性欠損症は遺伝的な要因や妊娠中の感染症などが原因となる場合もありますが、多くの場合、これという原因が特定しにくい病気です。
美馬さんご夫妻も、生まれてからお子さんの障害が分かり、かなり心配され不安な日々を過ごしたと言います。
しかし、美馬さんの友人たちのサポートや、パラ水泳選手の一ノ瀬メイ選手との対談などを通して、病気のことを隠すのはやめようと思い、Instagramなどで成長の記録を残すことにしたそうです。
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先天性欠損症は生まれる前にわかるの?
一部の先天性欠損症は出生前検査でわかるものもあります。
トリソミーなどがその例です。
また、エコーでの異常、心音の異常などでわかる場合もあります。
しかし、多くの場合は出生前検査では確定できませんし、エコーや心音のみではわかりません。
美馬アンナさんのお子さんの場合も、出生前のエコーでは左手のみが写っており、右手のことはわからなかったそうです。
生まれた時に手の障害のことがわかり、お産に立ち会った医師や助産師さんたちの顔色が変わったそうです。
美馬さんの出産は30時間以上にも及ぶもので、ただでさえ壮絶なお産のあと。
そこでお子さんの障害が分かり、その不安さは相当ものだったでしょう。
しかし、夫の美馬学さんの心強いサポートがあったからこそ乗り越えられたそうです。
お子さんの誕生を通して、夫婦の、そして家族のきずなが深まったことは言うまでもありませんね。
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先天性欠損症はどんな治療をする?
治療はその先天性障害の種類によって異なりますが、主なものはセラピー、投薬、手術、福祉用具などです。
また、障害のない方の身体ばかり使うことが多くなると、身体にゆがみなどが生じることもあるので、その矯正やマッサージ、トレーニングなども必要になる場合もあるそうです。
美馬アンナさんのお子さんも左手を使うことが多いようなので、トレーナーさんと相談して身体のバランスを取って使っていくようにトレーニングしていくようです。
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まとめ
美馬アンナさんと美馬学選手ご夫妻の長男(通称・ミニっち)は先天性欠損症という障害を持っており、生まれつき右手先がないそうです。
お腹の中にいるときに右手の成長が止まってしまったというもので、原因は明らかではありません。
周りのサポートやパラ水泳の一ノ瀬メイ選手との対談を通して、お子さんの障害を明らかにし、成長を記録することを決めたそうです。
先天性欠損症は妊娠中にわかる場合もありますが、生まれるまで判明しないことも多いです。
美馬アンナさんも妊娠中にこの障害は分からなかったそうです。
治療としてはその障害によって違い、セラピー、投薬、手術、福祉用具などがあります。
美馬さんはトレーナーと相談してお子さんに身体の使い方をトレーニングする方法を検討しているようです。
美馬さんご夫妻がこうやって障害を明らかにしてくれたことが、障害の理解につながっていくと思います。
これからもご家族を応援していきたいですね。
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