8月の満月は別名スタージェンムーン(もしくはスタージャンムーン・スタージョンムーン)と言われています。
なんだか神秘的な響きに聞こえます。
あまり聞きなれない言葉ですが、名前の由来や意味は何なのでしょうか。
いつどこで見られるのかも気になりますね。
またふしぎな響きの満月ですし、スピリチュアルな意味もありそうですね。
今日は
スタージェンムーン2021はいつどこで観られる?
スタージェンムーンの名前の由来は?
スタージェンムーン2021のスピリチュアルなメッセージは?
について調べました。
スタージェンムーン2021はいつどこで観られる?
2021年のスタージェンムーンは天気さえよければ2021年8月22日頃日本全国で見られます。
スタージェンムーンとは8月の満月のことを指すので、前後の日はほぼスタージェンムーンに近い満月が見られることになります。
ジャスト満月になるのは2021年8月22日午後21時03分頃です。
お天気に問題がなければちょうど満月に満ちる時間帯に全国で月を観察することが出来ます。
この日の前後なら、十分丸い月が見られるので、もしこのタイミングで見られなければ翌日にも観察してみると良いでしょう。
この日の東京での月の出は
月の出 18時37分
月の入り 翌朝4時15分
です。
また翌日8月23日は
月の出 19時10分
月の入り 翌朝5時23分
となっています。
日本ではお天気さえよければ一晩中スタージェンムーンが見られることになりますね。
月は東から上って西に沈むので、月の出に近い時間は東の空に、真夜頃には南の空に、月の入りに近い時間には西の空にスタージェンムーンが見られるでしょう。
月の出、月の入り時間は地域によって異なります。
お住いの地域の月の出・月の入り時間はこちらのサイトを参考にしてください。
スタージェンムーンの名前の由来は?
スタージェンムーンとはアメリカ原住民のネイティブインディアンが名づけた名前です。
あまり日本人には聞き馴染みのない名前ですが、スタージェン(Sturgeon)とはチョウザメのこと。
チョウザメの卵は高級食材「キャビア」として有名ですよね。
この時期に五大湖周辺ではチョウザメの産卵期を迎えるため、この名前が付けられたそうです。
ネイティブアメリカンは8月以外にもそれぞれの月の満月にその月にちなんだ名前を付けています。
出典・tenki.jp
昔はカレンダーなどもありませんでしたが、ネイティブアメリカン達は月の満ち欠けを元に暦を把握していました。
これに基づいて農作物の種まきや収穫をしたり、やってくる季節に備えた生活を送っていたそうです。
ネイティブアメリカン達の生活の知恵ともいえるのが、この満月の別名なのですね。
スタージェンムーン以外にも
グリーンコーンムーン green corn moon
- トウモロコシの収穫を控え、緑色のトウモロコシがなり始めるころだから。
レッドムーン red moon
- 夏の湿気で月が赤いもやに包まれて見えるから。
グレインムーン grain moon
- 穀物がよく育ち実る季節だから。
という別名もあります。
スタージェンムーン2021のスピリチュアルなメッセージは?
2021年のスタージェンムーンには「手放しを進めて」というメッセージがあります。
今回の満月は、これから自分が何を選び取り、そして何を手放すのかを決めるのに良いタイミングです。
もしかしたら、すでにそういった選択を迫られるような流れになっている人もいるかもしれませんね。
特に、来年2022年以降、どうやって自分が生きていきたいのか、何を体現していきたいのか、それに向けての選択を迫られるような出来事があるかもしれません。
年内はその整理を進めるのに良い時です。
今この時点で、来年に向けての取捨選択をし、それに向けて動き出すと良い流れに乗れそうです。
スタージェンムーン2021まとめ
スタージェンムーン2021は2021年8月22日前後の夜に見ることが出来ます。
天気が悪く見られなかった方も翌日や翌々日に観測すればほぼスタージェンムーンといっていいような満月が見られるでしょう。
スタージェンムーンはネイティブアメリカンがつけた名前で、スタージェンとはチョウザメのこと。
チョウザメはこの時期に産卵期を迎えます。
チョウザメの卵は高級食材でおなじみのキャビアなので、その捕獲の時期だという目安にしていたのです。
今年のスタージェンムーンのスピリチュアルな意味は「手放しを進めて」です。
これから来年2022年に向けて、ますます取捨選択の機会が増えそうです。
既に要らないものは今年中に手放していくように流れを整えるとよさそうです。
今年の8月は異例の雨の多さですが、天候のタイミングさえ合えば綺麗なスタージェンムーンが見られそうですね。