「全国的にうろこ雲やひつじ雲が見られた」とニュースで流れることがあります。
うろこ雲やひつじ雲のほか、いわし雲もよく耳にする名前です。
ですが、この3つ、一体どう違うのでしょうか?
今日は
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲の違いは?
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲はいつどういう時に見られるの?
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲にスピリチュアルな意味はあるの?
について調べてみました。
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲の違いは?
まず、うろこ雲といわし雲は同じ雲を指しています。
なのでこの2つは違いはないと言えます。
今日7日(水)朝は、東北南部から九州北部にかけての広い範囲で、うろこ雲やひつじ雲が見られています。
どちらも秋らしさを感じる雲ですが、皆さんはこの2つの雲の違いをご存知でしょうか。https://t.co/ABd7pXLONz pic.twitter.com/tWSpVQLaQu— ウェザーニュース (@wni_jp) October 6, 2020
うろこ雲(いわし雲)とひつじ雲の違いは発生する場所の高さの違いです。
うろこ雲(いわし雲)は巻積雲と呼ばれ、薄い雲が空の高い場所に発生します。
ひつじ雲は高積雲と呼ばれ、巻積雲よりも低いところに厚い雲として発生します。
この違いは地上で見る人にとっては大きさの違いとして現れます。
見分け方は、雲に向かって手を伸ばし小指の中に1つの雲が隠れるくらいの大きさなら巻積雲(=うろこ雲、いわし雲)の可能性が高くなります。
出典・All About
1つの雲の塊が人差し指よりに隠れ切らないくらいの大きさなら、高積雲(=ひつじ雲)の可能性が高いでしょう。
出典・All About
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲はいつどういう時に見られるの?
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲は1年中見られる雲です。
ですが、特に秋は空気が澄んでいて上空まで見通せるため、見られる可能性が高くなります。
出典・ウェザーニュース
「うろこ雲、いわし雲が出ると3日以内に雨が降る」
「ひつじ雲が出ると翌日は雨」
と言われるように、実は低気圧が近づいてくると見られる雲なのです。
雲がだんだん低くなってきて、天気が下り坂になっていきます。
なので、うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲が見られたらもうすぐ雨が降ると思っていた方がよさそうです。
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲にスピリチュアルな意味はあるの?
スピリチュアルな人たちの中ではうろこ雲・ひつじ雲・いわし雲は「良いことのある前触れ」「何か重要なメッセージが来ている」という意味があると言われています。
これは、うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲の形が龍の鱗に似ており、龍が近くまで来てあなたをサポートしているという意味があるところからきています。
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲を目にしたときはポジティブな気持ちで過ごすとよさそうですね。
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲まとめ
うろこ雲といわし雲は同じ雲のことを指しています。
うろこ雲(いわし雲)とひつじ雲は発生する高さが違い、地上で見ている場合は雲の大きさの違いによって見分けることが出来ます。
うろこ雲・ひつじ雲・いわし雲が発生したら、近いうちに雨が降る可能性が高くなります。
また、龍の鱗に似ているというところから、「良いことのある前兆」「メッセージの届く前触れ」というスピリチュアルな意味があります。
刻一刻と姿を変える雲。
空を意識してみるのも面白いですね。
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