7月の満月は別名バクムーンと言われています。
あまり聞きなれない名前ですが、由来や意味も気になります。
どこでいつ見られるのでしょうか。
またスピリチュアルな意味もあるのか気になります。
今日は
バクムーン2021はいつどこで観られる?
バクムーンの名前の由来は?
バクムーン2021のスピリチュアルなメッセージは?
について調べました。
バクムーン2021はいつどこで観られる?
2021年のバクムーンは2021年7月24日頃日本全国で見られます。
バクムーンとは7月の満月のことを指すので、前後の日はほぼバクムーンに近い満月が見られると言っても良いでしょう。
ジャスト満月になるのは2021年7月24日午前11時37分頃で、その時間帯は日本では月が出ていないため、24日の夜、もしくは23日の夜が最も満月に近い月が見られるでしょう。
この日の東京での月の出は
月の出 19時22分
月の入り 翌朝4時16分
です。
日本ではお天気さえよければ一晩中バクムーンが見られます。
月は東から上って西に沈むので、月の出に近い時間は東の空に、真夜頃には南の空に、月の入りに近い時間には西の空にバクムーンが見られるでしょう。
月の出、月の入り時間は地域によって異なります。
お住いの地域の月の出・月の入り時間はこちらのサイトを参考にしてください。
さらに、今年のバクムーンのタイミングではもう1つ天体ショーが見られます。
7月24日~25日未明にかけて、南の空で月と土星が接近して見えるのです。
出典・tenki.jp
日没後、東南東に昇り、真夜中に南の空で並んで輝きます。
25日未明から明け方まで、月と土星は徐々に近づいていきます。
月と土星の左、やや離れたところには木星も明るく見えます。
月と明るい土星・木星が並ぶ、素敵な天体ショーが見られそうですね。
バクムーンの名前の由来は?
バクムーンとはアメリカ原住民のネイティブインディアンが名づけた名前です。
少し聞きなれない名前ですが、バク(Buck)とは男鹿のこと。
北米ではオスの鹿の角が生え変わる時期の満月ということでこの名前が付けられたそうです。
ネイティブアメリカンはそれぞれの月の満月にその月にちなんだ名前を付けています。
出典・tenki.jp
昔はカレンダーなどもありませんでしたが、ネイティブアメリカン達は月の満ち欠けを元に暦を把握していました。
これに基づいて農作物の種まきや収穫をしたり、やってくる季節に備えた生活を送っていたそうです。
ネイティブアメリカン達の生活の知恵ともいえるのが、この満月の別名なのですね。
フラワームーン以外にも
サンダームーン thunder moon 雷月
- 夏の嵐の来る頃だということから。
ヘイムーン hay moon 干し草月
- 干し草の収穫の頃だから。
という別名もあります。
バクムーン2021のスピリチュアルなメッセージは?
2021年のバクムーンの頃のスピリチュアルなメッセージは「2021年のフィードバックを通して、来る後半にどう自分の個性を活かすかを考えて」です。
1年の真ん中のあたりで起こるバクムーン。
今年のバクムーンは特に「振り返り」的な意味合いの強い時です。
この半年間の自分のやり方をふり返って、良かった点・反省点を見出して、これからに活かしていくのが大切です。
8月からは自分の個性をどう活かすかという問題に直面することが多くなっていきます。
自分の理想と周りとの調和の中でどのように折り合いをつけるかを考えることが増えてきそうです。
過去の振りかえりでの気づきが、このあと8月以降の流れの中で重要になってきそうですよ。
バクムーンまとめ
バクムーンとはネイティブアメリカンが名づけた7月の満月のこと。
バクは男鹿のことで、オスの鹿の角の生え変わりの時期であることから名づけられました。
2021年は7月24日頃がバクムーンになります。
この日は月に土星と木星が接近する天体ショーも見られそうです。
2021年バクムーンのスピリチュアルなメッセージは「2021年のフィードバックを通して、来る後半にどう自分の個性を活かすかを考えて」です。
今年半年の振り返りをすることで、今年後半に活かせそうですよ。
天気に恵まれる日も多くなりそうなこの日。
観察できそうなエリアの方は是非空を見上げてみては。