7月7日は七夕ですね。
七夕といえば天の川で織姫と彦星が出会うというロマンティックな言い伝えが有名です。
そんな七夕、日本では梅雨の真っ最中で毎年雨が降ることの多い日でもあります。
一度でいいから天の川が見てみたいという方も多いのではないでしょうか?
今日は
七夕に天の川(2021)が見えそうな地域・エリアは?
七夕に天の川(2021)が見られる時間や方角は?
七夕以外でも天の川が見られる時期はある?
について調査しました。
七夕に天の川(2021)が見えそうな地域・エリアは?
天の川を見るには月明かりがあまりない時の方が良いとされています。
また、街明かりの少ない郊外の方が良いでしょう。
天の川を形成する一つ一つの星の光は微細なものなので、月や街の明かりがあると邪魔されてしまいよく見られなくなってしまうためです。
今年2021年の七夕は月があまり大きくない日なので、天の川を見るための月の方の条件は悪くない年です。
出典・Twitter
問題は天気です。
毎年梅雨の最中であることの多い七夕の日は雨がよく降る日としても知られています。
2021年の七夕も広い範囲で梅雨前線の影響で曇りや雨の天気になりそうです。
局地的には大雨の恐れも。
夜になっても北海道から九州にかけての広い範囲ですっきりしない天気の予報です。
しかし、東北北部の日本海側や関東、九州南部では一時的に雲がとれて星空が見られる可能性があります。
また、梅雨明けしている沖縄では夜も晴れ、星空を見ることが出来そうです。
<今日7月7日は七夕>
伝説では年に一度、織姫と彦星が天の川を渡って会うことのできる特別な日。例年、梅雨であることが多く、晴れにくい日でもあります。
今夜も広く雲が広がり、関東や梅雨の明けた沖縄など一部のみ星空を見られる可能性があります。https://t.co/UjeEAzu65Q#七夕 pic.twitter.com/Vw3En18OcP— ウェザーニュース (@wni_jp) July 6, 2021
七夕に天の川(2021)が見られる時間や方角は?
2021年七夕の頃は日没後から天の川が見え始めます。
20時頃には南東の方角に見られるようになります。
21時頃になると徐々に長く伸びた天の川が観察できるように。
22時頃になると南の方角にどんどんまっすぐに伸びて見られるようになります。
そして、日をまたぐ夜中0時頃にはよりまっすぐに立ち上がったような天の川が見られるように。
夜中を過ぎ2時頃には徐々に西の方角に傾いていきます。
天気の条件さえクリアできれば、一晩中、天の川が見られるということになりますね。
七夕以外でも天の川がよく見られる時期はある?
元々、七夕というのは旧暦での行事です。
その為、旧暦の七夕の頃は天の川がよく見られる時期になります。
2021年の旧暦の七夕は8月14日です。
旧暦の七夕に七夕祭りをする地域もありますね。
この8月中頃は梅雨も明け、天候にも恵まれやすく天の川がよく観察できる時期になります。
旧暦は月の満ち欠けを元にしている暦なので、旧暦の七夕の日は必ず半月状の月が見られます。
旧暦七夕の頃は夜の20時頃に南の空高くに天の川と織姫星(ベガ)と彦星(アルタイル)が輝きます。
そして、その時刻の頃には南西の空に半月が浮かんでいます。
この星々が見られたらとてもロマンティックですね。
天の川(2021)まとめ
2021年の七夕の日は月明かりに邪魔されず、天気さえよければ天の川を一晩中見ることが出来ます。
しかし、天気予報では全国的にあまり天気が良くないようです。
一部地域や沖縄では見られる可能性があります。
旧暦の七夕(2021年は8月14日)頃も天の川がよく見られる時期です。
その頃は梅雨も明け、天候にも恵まれやすい時期なので、その頃に観察をしてみるのも良さそうですね。
天気には恵まれなくとも、雨雲の上では織姫と彦星が出会っているかもと想像するとロマンティックな気持ちになりますね。