「十字雲」という雲の名前を聞いたことはあるでしょうか?
その名の通り、十字架のような形をした雲です。
とても珍しい雲なので、印象に残り、見た人はなんだか気になるかもしれません。
今日は
十字雲ってどんな雲?
十字雲は地震雲?地震との関連性は?
十字雲のスピリチュアルな意味は?
について調べてみました。
十字雲(クロス雲)ってどんな雲?
十字雲は別名「クロス雲」ともいわれており、その名の通り十字の形に見える雲のことです。
空に大きなバツ印。
何か良いコトあるでしょうか?#飛行機雲#十字雲 pic.twitter.com/UVRobr1D3Z— きんぞー🌅アサヒ推し二年生にわか (@niwaka_gaoller) November 18, 2020
十字雲のそら pic.twitter.com/yTFWvlwsRA
— 薄明 (@_hakumei_) November 18, 2020
この十字雲は、多くの場合、飛行機雲がクロス型に重なったように見えることで発生しています。
飛行機雲の発生の仕方
飛行機雲には主に2種類の発生の仕方があるとされています。
①排気ガスが作る飛行機雲
空に直線状にのびた飛行機雲は,排気ガスが作る雲です。
飛行機の燃料は,主に炭化水素で、燃焼後には二酸化炭素と水が排出されます。
温度が300~600℃の高温になった排気ガス中の水は、水蒸気として空気中に放出され、空気中の水蒸気を増加させます。
また,飛行機が航行している高度約1万mでは気温は-40℃~-50℃になります。
排気により、飽和水蒸気量に達した水蒸気が氷の粒となって雲を作ります。
水平飛行中の飛行機に見られる飛行機雲はこのタイプです。
空気中の水蒸気量が少ない場合にはできにくくなります。
②飛行機の周りの空気が作る雲
飛行機の翼の上の部分と下の部分とでは気圧の差ができます。
翼を通ってきた空気の流れが渦を作り、渦の中心の低圧部で気温が下がるため、飽和水蒸気量に達して雲が発生します。
これは通常の雲の作られ方と同じです。
このような雲は,急な旋回を行った場合などにできることがあります。
十字雲は地震雲?地震との関連性は?
十字雲は神秘的な印象があり、あまり見られない雲でもあるので「地震雲では?」と気にする人が多いようです。
しかし、地震との関連性は認められていません。
地震と雲の関連性はないと考えられています。
地震はいつ起こるかわからず、私たちに常に不安を起こすものです。
いつもの違う雲が見られたら、それを自然災害とつなげて、更なる不安をあおっているのです。
地震列島とも呼ばれる日本、いつ災害が起きるかわかりませんし、災害に対しての備えはとても大切なことです。
しかし、雲とそれをつなげる必要はないようです。
十字雲のスピリチュアルな意味は?
十字雲は吉兆の雲だと言われています。
良いこと起こる前触れ、サインだと言えます。
十字雲のスピリチュアルな意味としては「あなたは祝福されています」「沢山の愛を受け取ってください」といったものがあります。
十字(クロス)は神を象徴するサインです。
神があなたの近くにいて、見守っていてくれるから堂々としていなさいというメッセージが込められています。
十字雲まとめ
十字雲はクロス雲とも呼ばれ、その名の通り十字架のような形をした雲のことです。
自然現象というよりも、飛行機雲が重なっているように見えて発生していることがほとんどです。
地震との関連性はないと考えて良いでしょう。
吉兆の雲とも言われ、「あなたは祝福されています」「沢山の愛を受け取ってください」といったスピリチュアルなメッセージが込められています。
十字雲を見た時は幸せなことの起こる前触れかもしれませんね。
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