引っ越しに伴い、住民票の移動が必要になりました。これまでは役所に直接行って手続きをしていましたが、今回はマイナンバーカードを使ってオンラインで手続きを行うことにしました。ここでは、その過程を詳しく説明します。
転出届の提出
まずは転出届を受け取る必要があるのですが、すでに引越しした後などであれば以前の住所地にわざわざ行くのは面倒ですよね。特に前の住所が遠い場合は時間もコストもかなりかかってきます。
しかし安心してください。オンラインで「転出」手続きができるんです!
準備するもの
オンラインで転出届を提出するためには、次のものを準備しました。
- インターネット環境
- マイナンバーカード
- マイナンバーカードの4ケタの暗証番号
オンライン転出届の手続き手順
マイナポータルにログインし、転出届をオンラインで提出した時の手順を紹介します。
ステップ1:マイナポータルアプリをダウンロード
まずはスマホでマイナポータルのアプリをダウンロードしましょう。
アプリを開くと「登録・ログイン」をクリック
ここで4桁の暗証番号が必要になります。
このパスワードは1日に3回連続で間違えると役所に行って再度設定しないといけないので、慎重に入力してください。
パスワードを入力すると、スマホの頭をカードに接触させます。
これで認証が完了しログインできます。
ステップ2:住まいをタップ
マイナポータルにログインできると、私のアカウントが見れます。
下にスライドしていき、「住まい」枠の中の「引越し」という項目をクリックします。
ステップ3:日程を入力
引越しした日を入力します。
この引越し日から起算して、14日以内に新たな市町村に転入する必要があります。
ステップ4:自分の情報を取得
「自分の情報を読み取る」というボタンをクリックすると再度マイナアプリにログインするためのパスワードの画面に飛びます。
マイナンバーカードに入っている情報を読み取るためのようですが、少し面倒です。
さっきログインしたんだからわかるでしょ?!と言いたくなります。
ステップ5:一緒に引越しする家族メンバーを入力
一緒に引っ越す同居の家族がいる場合は、ここに入力することで一緒に引っ越す旨を役所に伝えることができます。
例えば、配偶者やお子さんがいる方はここに名前や生年月日を入力することで、それぞれでの手続きは省略されます。
ここでは住民票に記載されている家族メンバーが対象なので、結婚していない彼氏、彼女や友人はそれぞれでの手続きが必要になります。
ステップ6:届出情報を入力
あとは、引越し先の住所の入力や、連絡先の入力、転入先の市町村役場への来庁予定日などを入力します。
最後に確認して、問題がなければ、パスワードを入力します。
今回は4桁のパスワードではなく、6~16桁の英数字(大文字のみ)アルファベットをマイナンバーを作った時に設定しているので、そのパスワードを入力します。
コチラも、1日に3回間違えると、ロックがかかってしまうので慎重に入力しましょう。
転出のために引越し前の役所へいく必要はありませんが、転入先の役所へは必ず来庁の必要があるので注意しましょう!
マイナンバーカード利用のメリットとデメリット
メリット
オンラインで手続きが完了するため、役所に出向く必要がなく時間の節約になりました。
デメリット
オンライン手続きの際2度ほど同じパスワードを求められたが、すでにログインできているので必要ないのでは?と思ってしまうほどセキュリティに余念がない。少し面倒な気も。また、パスワードを忘れた際はリセットのために来庁しないといけないのでそれも面倒です。それでも、そんなデメリットを相殺するほど、来庁しないメリットの方が大きいので、是非マイナポータルを活用するべきですね!
体験を通じての感想
実際に手続きしてみて、オンライン手続きの便利さを実感しましたが、最初のログインに少し手間取りました。慣れていない方は、事前に操作方法を確認しておくと良いでしょう。
オンライン手続きには、セキュリティ面での注意が必要です。パスワードの管理や、公共のWi-Fiを避けるなどの対策を講じましょう。
まとめ
マイナンバーカードを活用すると、手続きが驚くほどスムーズに進むことを実感しました。
今後、こうしたオンライン手続きがますます増えてくれると嬉しいですね。
もし、さまざまな行政手続きがオンライン化されれば、役所での長い待ち時間も過去のものとなり、対面対応の負担も軽減されるはず。
その結果、公務員の人数や人件費が削減され、税金や社会保険料が下がれば理想的なのですが、そこまでの道のりはそう簡単ではないでのしょうね。
とはいえ、今回は実際にマイナンバーカードを使って引越し手続きを行い、その手軽さを身をもって体験できたことに満足しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。