雲海はなぜ出来る?天気や季節との関わりは?雲海スポットも

自然の話
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大きな雲の海、雲海が見られたとニュースで話題になることがあります。

 

自然が織りなす神秘的な現象、雲海。

一度は観てみたいですよね。

 

今日は

雲海のできる仕組みは?

雲海はどの季節に見られるの?

雲海と天気の関係は?

雲海の観られるおすすめスポット

について調査しました。

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雲海はどのように出来るの?

雲海とは

雲海とは飛行機に乗った時や山の上のように高度の高いところから下を見た時に広がる雲のことです。

雲がまるで海のように広がって見えることから「雲海」と呼ばれます。

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雲海の発生する仕組みとは

雲海は4つのプロセスを経て発生します。

雲海が発生する4つのプロセス

①放射冷却などで地面が冷える。

②水蒸気を含んだ地面近くの空気が冷える。

③無風で冷えた空気が山や盆地に溜まる。

④空気中の水分が飽和状態を通り越すことで霧(雲)が出来る。

この④の状態を高度の高いところから見ると雲海になるのです。

 

雲海はどの季節に見られるの?

雲海は一般的に秋~春先にかけてよく見られます。

 

雲海が発生する条件として、

  • 大気が安定していること
  • 寒暖差が大きく(10度以上)放射冷却が起こりやすいこと

が挙げられ、この条件は秋~春先にかけて起こりやすくなっています。

 

雲海の観られるベストシーズンとも言えます。

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雲海と天気の関係は?

雲海は風のない快晴の日に起こりやすいです。

夜間に良く晴れると放射冷却が起こりやすくなります。

上空に高気圧がある時は、下の空気の層を押し付けるため、雲海が発生しやすくなるのです。

 

また、雲海が発生しやすい時間帯は夜明け前から早朝にかけてです。

日が昇り、気温が上がり始めると消えてしまうのです。

雲海の観れる有名なスポット3選

雲海の有名なスポット①北海道「星野リゾートトマム 雲海テラス」

標高1088mに設置されたテラスから、日高山脈を越えて太平洋側から流れ込んでくるダイナミックな雲海を見ることができます。

季節は5月中旬から10月初旬、時間帯は早朝に多く発生。

テラスの営業はその期間のみです。

また、雲海テラスでは、翌日に発生する確率やその雲海の種類について、「雲海予報」として発表しています。

雲海ゴンドラ」が朝5時から(9月は4時半から)運行しているのでアクセスも簡単ですよ。

雲海の有名なスポット②兵庫県「竹田城址」

日本のマチュピチュ」ともいわれる竹田城址

CMのロケ地となり、一躍有名になりました。

標高353.7mの古城山山頂に築かれた城で山全体がトラが伏せているようにも見えることから、「虎臥城」との愛称も。

平成18年に「日本100名城」、平成24年には「恋人の聖地」として認定されています。

竹田城跡を包む雲海は、近くを流れる円山川から発生する蒸気霧による雲海です。

雲海の発生する季節は9月から2月頃まで、明け方から8時頃の時間帯に多く発生します。

雲海の有名なスポット③岡山県「備中松山城」

大河ドラマ「真田丸」のオープニングでも使われた備中松山城。

雲海の観られる季節は9月下旬から4月上旬、時間は明け方から午前8時頃までです。

12月から2月末までは雪が積もることもあり、雪の城と雲海のコラボ見られることもあるとか。

備中松山城へは、ふいご峠駐車場から山道を20分程歩きます

行く場合は歩きやすい靴や服装がおすすめです。

雲海まとめ

雲海は条件のあった時に、4つのプロセスを経て発生する霧(雲)です。

雲海は秋から春先にかけて、温度変化の大きい風のない快晴の日によく見られます。

観られる時間帯は明け方前~早朝にかけて。

それ以降の時間は空気が温まり、消えてしまいます。

 

一度は観てみたい幻想的な雲海。

人気の雲海が見れるスポットを訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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