春からに向けて習い事を始める人も多いと思います。
皆さんのお子さんは習い事、していますか?
筆者の子供たちもあれこれやっていますが、2人の子供、共に初めての習い事はベビースイミングでした。
今日は我が家のベビースイミングの体験談です。
スイミングを始めたきっかけは夫の希望
一番最初に始めた習い事、ベビースイミング。生後6か月から入会できるクラスで、生後6か月になると2つのスクールに見学に行き、生後7か月に入る頃にそのうちの一つに入会しました。
スイミングを始めたきっかけは、夫の希望です。
夫は子供の頃から病弱でよく熱を出す子だったそうです。
お医者さんに勧められて年少の時にスイミングを始めると体力がつき、熱もあまり出さなくなったとか。
その経験から「子供には水泳をやらせたい」と言っていたのです。
筆者自身は途中何度もブランクがありながらもずっとクラシックバレエをやっていたので、産後はレッスンに行けず体がなまっていました。
なのでとにかく身体を動かしたいという気持ちもありました。
ベビースイミングなら親も一緒に入れるので多少は運動になりそうなのも魅力でした。
そして、一番期待したのは疲れて寝てくれること。
長女カは赤ちゃんの時から昼寝も夜も寝かしつけに苦労していたので、スイミングで身体を動かした後はよく眠ってくれるという噂に期待していました。
いざ入会!長女の反応は…
2つ見学に行ったスクールのうち、1つはとても会員数が多く、見学に行った時で20組近くの親子がいたと思います。
あまりの人数の多さにちょっと衝撃を受けた私。
あとから見学に行ったスクールは7~8組ほど。
最初のスクールの方が自宅からは近かったのですが、2つ目のスクールに入会することにしました。
最初に体操場という部屋で皆で集まって準備運動をします。横にして親が足をもって屈伸させたり、一緒にジャンプしたり。
歌に合わせての手遊びもありました。
体操というよりも親子の触れ合い遊びと言ったかんじです。
最初のレッスンの体操の時の長女の反応は泣きはしないものの、「ここどこ?」と言わんばかりの微妙な感じでした。
体操の後、着替えてプールに行きます。
先生や周りのお母さん方に「最初は泣くものだから大丈夫だよ!」と何度も声を掛けて頂いたので、「家の娘の事だから泣くかもな~。
声大きすぎて皆さん引かないかな^^;」と不安になりました。
私の方が長女の反応に緊張しながら、いざプールへ。
…!
全然泣かない!!むしろ楽しそうにキャッキャしてる~!!
プールに入っている間の約30分、全く泣くことなく、ニコニコでした!
終わった後の着替えの時はややぐずりましたが、着替えた後に授乳をしたらそのまま寝落ち。
車で帰宅した後もそのまま2時間ほど眠り続けていました。
長女はすっかりスイミングが気に入ったようで、翌週以降も水に入るとニコニコ。
帰りはそのまま授乳して昼寝というリズムになりました。
1歳を過ぎ、ご飯も食べられるようになると授乳ではなくレッスン後にお弁当を食べて帰り、帰りの車で寝るようになりました。
しばらくすると、レッスンが終わってにプールから出るのを嫌がり、「人魚姫」とあだ名をつけられるほどに。本当に水が大好きだったようで、始めて良かったなと思います。
ちなみに、1歳2か月で保育園に入園した長女は、入園後もそのままスイミングは続けました。
平日のクラスしかなかったので、スイミングの日だけ保育園を休み、レッスンに通っていました。(筆者は自営業なので平日に休みを取りやすいため)
途中、次女を授かり悪阻が酷く入院した時期を除き、2歳11か月まで筆者と長女は一緒にベビースイミングに通いました。
ベビースイミング卒業後もそのままジュニアクラスに進級
通っていたスイミングは2歳半~3歳で母子分離のジュニアクラスに上がります。
長女本人ににスイミングを続けたいか聞いたところもちろん「続けたい」とのこと。
ここでの懸念事項はママと離れてレッスンできるかです。
長女は「大丈夫」と言っていましたが、やはり心配。
先生の話によると「ベビースイミングから進級する子の方が案外最初泣くんですよ。もしかしたら泣くかな~。お母さんの方が我慢です。2~3か月は辛抱強く見守ってくださいね」とのこと。
長女とは何か月も前からカレンダーを見ながら「この日のレッスンからママは一緒に入らないけど、先生やみんなと一緒にレッスンしようね。」と言い聞かせていました。
本人も「わかった。」と言ってくれてはいました。
それでもやはり不安な気持ちで当日を迎えました。
さて、初回。
体操場の前で別れ、観覧席に移動。その後体操を終えプールに移動してきた娘を見学します。
体操の時間中、泣き声が観覧席まで聞こえてきたので「うちの子かな~」と不安になりました。
その後、プールに移動してきた長女は全然泣いておらず、ケロっとしています。
レッスン中も終始機嫌よく、何も問題なく時間終了。
終わった後、先生に確認すると「娘ちゃん、全然泣かずお利口でしたよー!たくさん褒めてあげてくださいね。泣いていた子が何人かいたのでイイコイイコしてあげていましたよ。」とのことでした。
泣いていたのはほかの子だったようです。
その後も長女はそんなにぐずることなくレッスンに通うことが出来ました。
その後スクールを転校した長女。その訳は
そんな感じで何も問題なくレッスンに通っていましたが、この後3歳半(年少)の時にスクールを転校しています。
こんなにスイミングが大好きだったのに、ある時、レッスンに行くとギャン泣きでレッスンを拒否。
どうにもわめいて癇癪を起してしまいそのまま仕方なく帰宅。
そんなのが数回続いてしまったのです。普段教えてもらっていないベテランの男性の先生には「無理やり入れてもいいなら連れて行きますよ」と担がれたのですがますますバタバタ暴れ大騒ぎに。
本人に聞くと「どうしてもいやなの」の一点張り。
最初は寝ぐずりと重なったせいかな、と思いましたがこれはちょっと尋常ではないと夫にも相談。
しばらく休会することになりました。
スイミング自体は嫌なわけではないようで、休会している間に家族旅行でプールに入った時はご機嫌で「明日もプール行きたい!」という程でした。
気持ちの落ち着いている時に何故スイミングが嫌なのか聞いてみたところ、思いもかけない答えが返ってきました。
「お兄さんみたいな男の先生が声が大きくてビックリしちゃうんだよー!」
スイミングの担当の先生は女性でしたが、プールで監視やサポートをしている先生はかなりお若い男性の先生でした。
長女はその先生が苦手のようでした。「声が大きいからヤダ!」と言っていましたが、私が気になったのはレッスン中に御手洗に行きたくなった際に付き添ってくれるのがこの若い先生だということ。
レッスン前に必ず御手洗に行かせても、子供はどうしてもレッスン中に御手洗に行きたくなることがあります。
娘だけでなく、皆御手洗に連れて行ってもらうことがあります。
もちろん何もありませんが、カノア的にも男の人が御手洗に連れて行ってくれるというのも嫌だったようです。
私的にも違和感があったので、長女からそう言われて良かったと思います。
担当の女性の先生にもこの事を話したのですが「この位の子は気まぐれですからね。嫌になったら何でも言いますよね。」と言われました。
この対応にも私の中で違和感がありました。
前に長女が愚図った時に力づくで連れて行った年配の先生への違和感も重なり、この教室は退会することにしました。
今は別のスイミングを楽しく続けています
スイミングを休会してから、それまで熱等もあまり出さなかった長女が急に発熱するようになりました。
たまたま引越しなどのバタバタもあったせいかもしれませんが、それにしても急に体調を崩すようになり気になっていました。
スイミングをしている事で多少は免疫力が高まっていたのかもしれません。
この頃、次女がベビースイミングを始めた事もあり、長女も「プールに行きたい」と言うようになりました。
「でも前のスイミング嫌!」との事。
私ももう前の教室には入れたくないと思っていました。
新居からはベビースイミングの時に人数が多くて入会したかったスイミングが徒歩圏内。
一足先に次女はこちらのベビースイミングに入会していました。
長女もこの教室のジュニアクラスの体験に行くことになりました。
こちらの教室はベテランの先生が多い印象。
長女の担当の先生はベテランの女性の先生。
御手洗に連れていってくれるのも女性の先生です。
長女も久々のレッスンがかなり楽しかったようで、終わるなり「来週も行く!」との事。
入会し、今も楽しんでいます。
コロナ騒動で3月の頭から2週間休みでしたが、レッスンも今週から再開で大喜びしています。
ベビースイミング、次女の場合
前述の通り今ベビースイミングに通っている次女。
ちょうど長女が前のスイミングスクールを休会している時に、家からすぐになったスイミングスクールに体験に行きました。
長女の時はとにかくベビースイミングの人数が多く、入会しなかったこの教室。
今はその時ほどの人数ではありません。
それでも長女が通っていたベビースイミングよりは多めで10~15組位です。
それでも20組を超えるようなこともないので、それほど気になりません。
次女も最初のレッスンから全くぐずることなく、毎回にっこにこで通っています。
レッスンは曜日によって午前、もしくはお昼すぐからなのでたまに眠い時間を重なりますが、最初はぼーっとしてはいるもののそのまま目覚め、レッスンを受けています。
レッスンのあと自宅に帰るとすぐに授乳からの寝落ち。
このまま2時間ほど昼寝しています。
次女もレッスンのあとはぐっすり眠ってくれます。
次女は月齢の低い頃から長女の付き添いでいろんなところに連れまわしてしまっているので、度々鼻風邪を引いていました。
レッスンを受けるようになって、次女も体力がついてきたのかその頻度が減ってきたように感じます。
今はコロナの影響で2週間レッスンがお休み。その前も私の都合で10日ほどレッスンが開いたためひと月近くレッスンに行けていない次女。
久々に今鼻風邪を引かせてしまいました。
今週からレッスン再開なので、また元気になってくれるといいな。
大切なのは本人が好きかどうか
ここまで子供達のベビースイミングの体験を綴ってきました。
たまたま二人とも水が大好きで、全然泣かず、むしろ出たくない!くらいのタイプの子でした。
でもレッスンでは毎回泣いている子もいるし、その子によってタイプはそれぞれです。
我が家の場合はスイミングのお陰で2人とも体力がついてきて通わせて良かったなぁと思いますが、本当にこれは個人個人差があると思います。
無理に通わせて子も親もストレスになるくらいなら別の習い事を探してみればよいと思います。
我が家も最初は夫の希望で始めましたが、今後続けるかは本人に決めさせるつもりです。
本人が好きなものの方が楽しめるし、結果もついてくるのではないかなと。
そして、その方が最終的に長く続くのではないかなと思っています。
今は2人とも楽しんでくれているので、元気に通ってくれたらと嬉しいなと思っています。
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