ろうと雲が発生したというニュースを聞いたことがあるでしょうか?
あまり聞き慣れない名前の雲ですが、明瞭に表れるとその名の通りろうと(漏斗)のような形をしているため、この名がつけられています。
この雲が発生するときはどんな気象条件なのでしょうか?
地震などの危険性や災害とのつながりも気になります。
今日は
ろうと雲とはどんな雲?
ろうと雲が発生するのはどんな時?
ろうと雲は地震や災害と関係がある?
ろうと雲にスピリチュアルな意味はある?
について調査しました。
ろうと雲とはどんな雲?
出典・ツイッター
ろうと雲(漏斗雲)は竜巻に沿って発生する細長い雲の事を指します。
雲底に近いほど太く、地上に近づくにつれて細い形をしているので、明瞭に表れた場合、漏斗のような形に見えるためこの名前がついています。
昔の人々は細長いろうと雲を巨大な蛇や竜の尾だと考え、それが「竜巻」の語源となったと言われています。
現在の定義上のろうと雲には、蛇の胴体や象の鼻のように細長いものばかりでなく、太い柱状のものや、はっきりした形を取らず、煙の柱や霧の塊のように見えるものも含まれれています。
ろうと雲が発生するのはどんな時?
漏斗雲は雲の中心で極端に気圧が下がっている時に発生します。
その近くにある巻き込まれた空気中の水蒸気が減圧のため冷やされて水滴となり、漏斗雲を形成します。
水蒸気がないと形成されないので、豪雨の時に起きやすいとされています。
この漏斗雲の中心では渦を巻いているので、地上や海上近くに下がってくると竜巻となる可能性が高くなっています。
出典・ヤマケイオンライン
ろうと雲は地震や災害と関係がある?
先述の通り、漏斗雲は地上や海上まで下りてくると竜巻を起こす可能性が非常に高い雲です。
もし見かけた場合は、頑丈な建物の中にすぐ避難する必要があります。
ろうと雲の大きさと竜巻の強さは関係しないので、小さいものでもすぐに消えないろうと雲の場合は注意する必要があります。
また、ろうと雲と地震の関係性は特にありません。
あまり見かけない雲なので一見すると不吉な感じがあるかもしれませんが、地震とは関係ありません。
ですが竜巻との関連が高い雲なので、注意するに越したことはありませんね。
ろうと雲にスピリチュアルな意味はある?
ろうと雲はその形から、古来から龍と関連つけられてきたようです。
スピリチュアルな世界では、龍の化身だと言われており、吉兆の前触れや大きな変化の前に見られると言われています。
龍が力をためて動き出す前のような形なので、これから何かをしようとしていることに対して背中を押してくれる雲のようです。
大切なのは、その後、自分自身で動き始めること。
雲を見たからと言って何も動き出さないのでは意味がありません。
行動に移すことに意味があると言えますね。
出典・ホンダキッズ
まとめ
ろうと雲は雲底が太く、地上に行くほど細くなる漏斗型をしている雲の事です。
この雲が発生し、地上や海上まで下りてくると竜巻になることから、もし見かけた場合は頑丈な建物の中にすぐに避難することが重要です。
スピリチュアルな世界では龍と関連があると言われています。
龍は吉兆のサインだと言われています。
珍しい雲を見た時はその意味やサインを知っておくと役立ちますね。
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