日本人のバレエダンサー(バレリーナ)である金子扶生(かねこふみ)さんが英国ロイヤルバレエ団の最高位であるプリンシパルに昇格したニュースが話題になっています。
世界3大バレエ団のひとつである英国王立のバレエ団であるロイヤルバレエ団。
日本人が最高位になるなんてすばらしい快挙ですね。
これまでも日本人としてはあの有名な熊川哲也さんと吉田都さんのほか、2016年に平野亮一さんと高田茜さんがプリンシパルになっています。
今日は
金子扶生のプロフィールと経歴
金子扶生の所属する英国ロイヤルバレエ団とは?
金子扶生は結婚している?夫や彼氏は?
について調査しました。
金子扶生のプロフィールと経歴
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●生年月日・1992年11月
●出身地・大阪府
●兄弟姉妹・姉
●主な受賞歴
2008年 ヴァルナ国際バレエコンクール金賞
2009年 モスクワ国際バレエコンクール銀賞
2010年 USAジャクソン国際コンクール銀賞
金子扶生さんは1992年大阪府生まれ。
お姉さんの影響で、3歳から地主薫エコール・ド・バレエでバレエを始めます。
最初はレッスンの時間とお昼寝の時間が重なっていたのでレッスンが眠くて仕方なかったそうです。
教室でも目立つ子ではなかったそうです。
プロを目指すクラスを受講するようになってから気持ちが変わったという金子さん。
周りの子たちのやる気に刺激されて、自分も気持ちが入れ替わったそうです。
それからは出来ないことがあると出来るようになるまで残って練習していたそうです。
小学6年生の頃からコンクールにも出場するように。
数々のコンクールで優秀な成績を修めています。
2010年に地主薫バレエ団に入団。
バレエ団公演で『くるみ割り人形』のクララ、金平糖の精、ドン・キホーテ』のキトリ役を務めます。
そして2011年、19歳で英国ロイヤル・バレエに入団。
翌年にファースト・ソリストに、さらに2013年にはソリストとスピード昇格します。
入団後、2度も前十字靭帯を切るという大きなけがをしていますが、懸命なリハビリとトレーニングによって克服しています。
ロイヤルバレエ団での主な役は『ドン・キホーテ』のキトリ、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『眠れる森の美女』の森の女王、アシュトン振付『ラ・フィユ・マル・ガルデ』のリーズの友人、マクミラン振付『パゴダの王子』のパ・ダクシオン、『白鳥の湖』のパ・ド・トロワ、スカーレット振付『スウィート・ヴァイオレット』、ウィールドン振付『インフラ』、『ディアナとアクテオン』等。
主演からソリストまで幅広く踊りこなすダンサーです。
長い手足で美しいプロポーション、踊りに安定感があり、そこにいるだけでパッと光が差すような華やかなオーラが魅力です。
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金子扶生の所属する英国ロイヤルバレエ団とは?
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ロイヤルバレエ団は英国王立のバレエ団。
フランスのパリ・オペラ座、ロシアのマリインスキー・バレエの2大バレエ団と共に世界3大バレエ団と言われています。
1961年以降日本でも定期的に来日公演を行っています。
外国でバレエの教育を受けたダンサーを積極的に採用する傾向もあり、これまでに日本人では熊川哲也、吉田都、佐々木陽平、蔵健太、小林ひかるら(敬称略)が在籍。
現在も平野亮一、高田茜、金子扶生(以上プリンシパル )、 崔由姫、アクリ瑠嘉(以上ファースト・ソリスト)、桂千里(以上ファースト・アーティスト)、前田紗江、中尾太亮、佐々木万璃子(以上アーティスト)ら(敬称略)の日本出身アーティストが所属しています。
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金子扶生は結婚している?夫や彼氏は?
金子扶生さんのパートナーは同じロイヤルバレエ団所属のファーストソリスト、リース・クラークさんです。
ロイヤルバレエ団でも屈指の高身長ダンサーで、身長190.5cmだそうです。
リースさんが王子、金子さんがオーロラ姫を演じた「眠れる森の美女」の写真がこちら。
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公私共にパートナーであり、お2人の関係はとても順調なようです。
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お子さんはおらず、2020年3月20日うまれの「クマちゃん」というゴールデンレトリーバーをお2人で育てていらっしゃいます。
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金子扶生まとめ
金子扶生さんは1992年大阪府生まれのバレエダンサー(バレリーナ)。
大阪の地主薫バレエでバレエを学び、様々なコンクールに入賞。
その後19歳の時に英国ロイヤルバレエ団に入団します。
スピード昇格で役を掴み、今回最高位であるプリンシパルに昇格しました。
パートナーは同じロイヤルバレエ団のファーストソリストのリース・クラークさん。
お子さんはおらず、2人でゴールデンレトリーバーのクマちゃんを育てています。
日本人が英国のバレエ団の最高位になったとはとても嬉しいニュースですね。
これからの更なる活躍も楽しみです!