部分月食2021年11月の時間や方角は？次の月食がいつかも調査

2021年11月19日は部分月食が起こります。

この日の月食は月の97.8パーセントが陰に入り、部分月食としてはかなり大きな食となります。

今日は

2021年11月部分月食の日時は？

2021年11月部分月食は日本中で観られる？

2021年11月部分月食の見られる方角は？

この次の月食はいつ？

について調査しました。

2021年11月部分月食の日時は？

2021年11月の部分月食は11月19日（金）に起こります。

月の最大97.8パーセントが影になるので、かなり大きな食となります。

（100パーセント食となると皆既月食となります）

部分月食の始まりは16時18分です。

この時間は北海道や東北地方北部を除く市域では、月が地平線の下にあるので、月が欠けた状態で昇ってくる月出帯食（げつしゅくたいしょく）となります。

月が最も欠けて見える、食が最大となる時間は18時2分です。

その後、月は空を昇りながら地球の影から出ていき、19時47分には部分月食が終わります。

【★天文情報★】
11月19日(金)はほぼ皆既に近い部分月食が見られます！
月の右下が少しだけ光っているほぼ皆既といえる部分月食となります。東京では月の左側が少し欠けた状態で月が昇り北海道や東北地方では月が昇ってから欠け始めます。
双眼鏡や望遠鏡の用意はお早目に♪https://t.co/vlWx8u83fd pic.twitter.com/QlIoEMhEQS

— ケンコー・トキナーオンライン&サービスショップ (@kenkoweb) November 2, 2021

2021年11月部分月食は日本中で観られる？

2021年11月19日の部分月食は日本中で観ることが出来ます。

しかし、先述のように月が欠け始める時間にすでに月が空に出ている地域は限られており、その他の地域では、月は欠けている状態で昇り始めます。

各都市における部分月食の予報はこちらになります。

2021年11月部分月食の見られる方角は？

2021年11月19日の部分月食は、月が昇り始めて間もない時間もしくは月の昇り始めから月食が始まっています。

そのため、月が昇り始める方角である東の方の空を観察していると良いでしょう。

月の高度が低い時間帯でもあるので、建物などに邪魔されない、空の開いた場所で観察するのがベストです。

2021年11月の次の月食はいつ？

2021年11月19日の月食の次に日本で観察できる月食が起こるのは2022年11月8日の皆既月食です。

それ以前の2022年5月16日にも皆既月食がありますが、残念ながら日本では観測できません。

その次は2023年10月29日の部分月食ですが、こちらは日本の一部でのみ観察が出来ます。

月食ではなく太陽が欠ける日食が次に日本で観察できるのは2023年5月23日になります。

どちらも決して多くはない天体イベントなので、見ることが出来たらラッキーですよね。

部分月食2021年11月まとめ

2021年11月19日（金）に日本で観察できる部分月食が起こります。

月が欠け始めるのは16時18分で北海道や東北地方北部以外では月が昇り始めるのはこれより後の時間の為、月が欠けた状態で昇り始めます。

食が最大となる時間は18時2分、食の終わりは19時47分です。

月が昇り始めて間もない時間で起こる食なので、東の空の低い場所を観察していると良いでしょう。

この次に日本で観察できる月食が起こるのは2023年11月8日の部分月食です。

貴重な天体ショー、是非観察してみたいですね。